Z世代(概ね1990年代中期頃~2010年前後に生まれた世代)は、スマートフォンやSNSなどソーシャルメディアが進歩した社会で育っていることが特徴といわれています。企業側には、価値観の違いや承認意欲などいろいろな観点で人材育成を試みていく必要があります。見方によっては、松下幸之助の教え「自分を経営する」という一段高い意識を持って自らの仕事に当たることの大切さや主体的に行動して、成果を上げ、成長することが求められる時代が再来の可能性も。
(株)フゲンの研修プログラム ◇OFF-JTとOJTの両方を活かす◇
OFF-JTとOJTは真逆の性質を持ちますが、研修の受け方で大きな効果を発揮します。OFF-JT研修後にOJTを行なうことで、体系的知識を、実務に活かしていきます。山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という人材育成の有名な言葉はまさに「体系的知識を得る(OFF-JT)」➡「実践する(OJT)」ですね。
OJTのメリット | OJTのデメリット |
・研修がそのまま実績に反映される ・業務と並行するのでコストがかからない ・応用的な内容も体験として身につく ・指導者のスキルアップも期待できる ・職場内の人間関係を築ける | ・基礎が疎かになるリスクがある ・指導者の業務量によって研修進捗が影響される ・指導者の実務が滞ってしまう ・指導スキルにより習得度にバラつきが出てくる ・状況によって放置になる可能性がある |
OFF-JTのメリット | OFF-JTのデメリット |
・体系的に知識を学べる ・指導者の指導スキルが影響しない ・同階層の人との関係が築ける ・複数人材がまとめて研修を受けられる ・外部講師から新たな視点が得られる | ・即効性に欠け実務で応用が試される ・研修のためだけのコストと時間が必要となる |
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年度別 新入社員タイプ(2024年~過去)
引用:株式会社産労総合研究所
2024(令和6)年度 自分の未来は自分で築く!「セレクト上手な新NISAタイプ」 |
目標とする未来が定まれば、彼らは自分なりに情報を集め、「セレクト」して歩き始める |
2023(令和5)年度 可能性は∞(無限大)「AIチャットボット」タイプ |
知らないことは自然に即検索を始めるデジタルネイティブ世代でさまざまなツールを扱い答えを導き出す |
2022(令和4)年度 環境変化にも適応できる「新感覚の二刀流」タイプ」 |
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため対面とオンラインの2つのスタイルでこなす |
2021(令和3)年度 仲間が恋しい「ソロキャンプ」タイプ |
コロナ禍で孤独な就活、自由で気楽ではあるが、繋がりを求めている |
2020(令和2)年度 結果が出せる「厚底シューズ」タイプ |
ITネイティブではあるが、結果を出すためにはうまく使いこなすことが必要 |
2019(令和元)年度 呼びかけ次第の「AIスピーカー」タイプ |
多機能だが、そのパフォーマンスを発揮するには細かい設定や環境整備が必要 |
2018(平成30)年度 SNSを駆使する「チームパシュート」タイプ |
仲間内で綿密な情報交換を行いながら、最速で内定というゴールをめざす |